ubuntu studioで何が出来るのか?そんな事を調べ始めてから数年が経ちました。
時間だけ経ちましたが、週末気が向いたら調べるぐらいなので、実際に使った時間は、それ程長くはありません。
その中でも、調べるのに割と時間がかかってしまった事があり記録しておこうかと。
timidity++
midiファイルを再生できるソフトウェア。
私は知らなかったのですが、かなり有名なようです。スピーカーを鳴らすだけでなく、再生結果をオーディオファイルとして出力できる所が素晴らしい。
linuxの音楽環境は、今はjackが中心かと思います。ただ私がUbuntuを入れた古ーいノートPCには荷が重く、まともに動きそうなのはalsaベースのソフトのみ。timidityもalsaでも動きます。軽いです。
これは良い!、と思ったのですが、midiファイル再生開始直後の数秒間に、必ずプチプチ、というノイズが入る。
バッファ周りっぽい、と思い、関連しそうなオプションを色々、色々、色々変えてみました。
いろんなサイトを見回っては変え、コマンドラインのヘルプとにらめっこしては変え、を繰り返す。でも、どうしてもノイズが消えない。
古ーいノートPCなので無理なのか、と諦めかけてました。が、無事消せました。
以下のオプションで安定稼働してます。
--noise-shaping=0
「ns=n, --noise-shaping=n
n 次ノイズシェーピングフィルタを有効にします。ディケイでの歪みが 改善されますが,ノイズが高域にシフトし聴感上のノイズも増えます。8 ビッ ト線形符号化のとき,n には 0 から 4までの値を指定す ることができます。0 のときフィルタは機能せず,4 のとき最大の効き方となります。デフォルトでは4 です。16 ビット線形符号化のとき,n には 0 から 4までの値を指定することができます。値によって,下記の動作になります。デフォルトでは 4 です。」
万策尽きた方、一度やってみて下さい。