手に入れましたTAHORNG Windkey。
素晴らしいです。これだけの満足感を得られた買い物はなかなか無い。

本当に悩みました。Wind Pendantを待つかWindkeyにするか。しかし、Wind Pendantの発売予定が夏から秋になった。これは、なんかの啓示だ、と受け止めWindkey購入を決意。
WindkeyはThe Square、T-Squareの珠玉のメロディを奏でるという長年の夢をようやく実現してくれました。しかも鍵盤ハーモニカという、より管楽器に近いスタイルで奏でる事ができる。
想像以上に楽しい。こんなにも嬉しい、と思える事に驚きすら感じる。
ただ、Windkeyは最も重要なピースではあるが単体では成り立たない。こんな機器構成となった。

さて以前購入した「MRTAUDIO MIDI Breath Controller V3」はどうなったか。
https://omittedsounds.hatenablog.com/entry/2023/01/09/041030
MRTAUDIOは軽い。耳に掛けられる。BC1が抱えていた問題は解決した。YAMAHA SHS-500との相性は非常に良い。でも、しばらく吹いてると辛くなるので、ほぼ使わなくなってしまった。
何が問題だったのか。
唾が行き場が無い。口元のピースから垂れる。解決策は見つからなかった。
Windkeyは鍵盤ハーモニカスタイル。マウスピースは軽い。本体装着型であれは本体を手で支えているので口が支えるものは無い。唾は本体下、裏面から出てくれる。素晴らしい。
もう悩みはありません。
さて、ここからは、機器構成を少し細かく残しておきたい。
まず外部音源と音色。
やはり「あの音」が欲しい。VCOアナログシンセを感じるあのリードサウンド。Windkeyの内蔵音源に「あの音」はない。

外部音源として選んだのはRoland FANTOM-06。FANTOM-06は、Live専用シンセVR-09からのリプレースとして購入していた。しかし、ここにも「あの音」は無い。Windシンセ用の音を作るスキルも無い。
「BANANAsuさん 【カスタム音色】Roland MC-101 Vol.1」を見つける。
https://bananasu-aws.booth.pm/items/6977552
良い音だ。安くはない。しかもMC-101用、ZEN COREなのでインポートできる可能性は高いが、保証はない。
でも買うしか無い。祈りながら購入。
難なくインポート完了。心配して損した。KX5 + BC1で確認。良い音だ。期待が膨らむ。
次はMIDI。
WindkeyをFANTOM-06に繋げたいが、WindkeyにはMIDIケーブルは繋がらない。
一方で、FANTOM-06にはEXT DEVICEというのがあり、WindkeyをUSBケーブルで接続できそうだ。しかし動作保証されている機材では無い。心配だ。
念のため事前に手持ちの機材で確認してみる。
KORG Keystage、YAMAHA SHS-500は正しく認識してくれた。USB Class Compliantな機器、iOS/iPad OSで認識してくれる機器であれは、ほぼ大丈夫そうだ。
いざ接続。USBケーブルで直結だ。
Windkey[usb c] - [EXT DEVICE(usb a)]FANTOM-06
これは残念な結果となった。
USBデバイスとして認識され、MIDI Messageは送られているようだが、上手く鳴らない。アタック音がかすかに聞こえるぐらい。

WindkeyをiPadに接続し、MIDI Wrenchで詳細を確認。WindkeyのMIDIメッセージには少しクセがあるようだ。
一つ目は、息の強さをMIDI ControlのExpression Pedal(11)で送り出す。
Expression Pedalは音量をコントロールする為のもので、折角買った音色との相性は悪い。望ましいのはBreath Control(2)。
一般的な普通の音色であれば、息の強さで音量を制御できるので問題は無さそうだが、そういうものでも無いようだ。
二つ目は2つあるオクターブシフトスイッチ。
このオクターブシフトスイッチを押すと何故かProgram Changeメッセージが送信される。Windkey本体音色のProgram Change:0〜9とかで送出されるので、演奏中に音色が変わってしまうのは困る。
想定はしていた。ここでCME H2MIDI Proの登場。

良い仕事してくれた。期待以上だ。
CME H2MIDI Proは、Windkeyの2つのクセを解決してくれる。MIDI Messageをフィルターしてくれるし、MIDI Control Eventの変換をやってくれる。素晴らしい。


あのYAMAHA MEP4同等の機能をこのサイズで実現している。技術の進化と同時に、今尚こういったMIDIデバイスを作ってくれている事に感謝したい。
これで完成。
ですが、もう少し細かい所をいくつか。

①「BANANAsuさん 【カスタム音色】Roland MC-101 Vol.1」の各音色を少しカスタムしてペダル(ソステヌートペダル)を踏むとビブラートが掛かるようにした。やはりビブラートが無いと物足りない。
②CME H2MIDI ProをFANTOM-06のEXT DEVICEに接続した所、認識してくれなかった。CME H2MIDI ProがマルチポートMIDIとして機能するのが原因と推測している。iPad OSの方が優秀だったという事(まぁ、当然)
故にMIDI接続となっているが、EXT DEVICEポートはCME H2MIDI ProのUSB電源としては機能してくれるので助かる。
③FANTOM-06のTONEを適切に設定しControl Event 11に対する動作を調整する、音色は0から9にロードする、をやっておけば、WindkeyをUSB直結でCME H2MIDI Pro 無くても動作するのかもしれない、とは思う。
Windkeyを各種MIDI音源と接続したい、例えばVL70mとも繋げてみたい場合は、MIDI OUT変換してくれるCME H2MIDI Proは必須。



























