omitted sounds

日々の喧騒にかき消される音たち。そんな音の中から、いくつか拾ってみました。

Folding@homeで新型コロナウィルスの解析に協力 その1

新型コロナウィルス対策として、まずは「外出を控える」という事。

ほかに何かできる事はないか、と探してましたが、これにしました。

 

Folding@home

https://foldingathome.org/

 

手順は、こちらを参考にさせて頂きました。 

https://www.pc-koubou.jp/magazine/35055

 

上記の手順と異なり、ユーザ設定する方へ選び、以下のように「Name」は「omittedSounds」として、「Team Number」はdefaultの「0」としました。

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(実際の初期導入事の画面とは少し異なります)

 

実行画面は以下のようになりました。

COVID19以外の解析処理が回ってくる事もありますが、そういうのも新型コロナウイルス対策への貢献だと思います。

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「learn more」からプロジェクト詳細を見る事ができます。ただプロジェクトの情報が表示されない事が何度かありました。

そんな時は、真ん中の辺りにある「Work Unit (PRCG)」の上の数字がプロジェクトの番号らしく、以下のURLにプロジェクト一覧があり、そこから詳細を見ることもできます。

https://apps.foldingathome.org/psummary

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(エラーが出たらリロードすると表示されます。)
 

 

そして、Point Earnsの横にある「(See Stats)]のリンク叩くと以下のような画面が表示され数値化された貢献度が表示されます。ちょっと嬉しいです。

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さらにTotal Scoreもしくは、Total WUsのリンクを辿ると以下のような証明書が表示され、これもまた、なんとなく嬉しい ものです。

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そして獲得ポイントの上位100Teamが表示される画面もありました。

これでTeamの意味がわかりましたが、「Default (No team specified)」の他に適切なTeamもないので、当面このままにします。

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遅ればせながらの参戦でしたが、日本で同じようなgrid(?)活動があれば、ぜひ協力したいものです。

linux audio: timidity++ ノイズ対策

ubuntu studioで何が出来るのか?そんな事を調べ始めてから数年が経ちました。

時間だけ経ちましたが、週末気が向いたら調べるぐらいなので、実際に使った時間は、それ程長くはありません。

 

その中でも、調べるのに割と時間がかかってしまった事があり記録しておこうかと。

 

timidity++

midiファイルを再生できるソフトウェア。

私は知らなかったのですが、かなり有名なようです。スピーカーを鳴らすだけでなく、再生結果をオーディオファイルとして出力できる所が素晴らしい。

 

linuxの音楽環境は、今はjackが中心かと思います。ただ私がUbuntuを入れた古ーいノートPCには荷が重く、まともに動きそうなのはalsaベースのソフトのみ。timidityもalsaでも動きます。軽いです。

 

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これは良い!、と思ったのですが、midiファイル再生開始直後の数秒間に、必ずプチプチ、というノイズが入る。

バッファ周りっぽい、と思い、関連しそうなオプションを色々、色々、色々変えてみました。

いろんなサイトを見回っては変え、コマンドラインのヘルプとにらめっこしては変え、を繰り返す。でも、どうしてもノイズが消えない。

 

古ーいノートPCなので無理なのか、と諦めかけてました。が、無事消せました。

以下のオプションで安定稼働してます。

 

--noise-shaping=0

 

「ns=n, --noise-shaping=n

n 次ノイズシェーピングフィルタを有効にします。ディケイでの歪みが 改善されますが,ノイズが高域にシフトし聴感上のノイズも増えます。8 ビッ ト線形符号化のとき,n には 0 から 4までの値を指定す ることができます。0 のときフィルタは機能せず,4 のとき最大の効き方となります。デフォルトでは4 です。16 ビット線形符号化のとき,n には 0 から 4までの値を指定することができます。値によって,下記の動作になります。デフォルトでは 4 です。」

 

万策尽きた方、一度やってみて下さい。

Apple TV 4K

iPhone買った、iPad買った、Apple Watch買った、と言う人はいるが、Apple TV買った!、と言ってる人を聞いた事が無い。

 

身の回りにいないのか、買っている人が少ないのか、買ったけど言わないのか分からないのですが、私は言います。Apple TV 4Kを買いました。

 

何を隠そう、2世代目、3世代目を買い、4世代目はスキップして5世代目を買うApple TVの大ファンです。

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Apple losslessで貯めた音楽データを自室PCに置きリビングでPCのファンノイズ無く音楽を聴くのにApple TVは最適です。

 

玉石混合、アルバム1,000枚とかになると、他のメディアプレーヤーには無いApple TVのスムーズな操作性は、1度体感するともう戻れません。

 

またホームパーティでは、撮り貯めた子供の写真など流しながら好きな音楽を流す。Apple TV以外考えれませんでした。

 

しかし、時は過ぎ、利用機会はめっきり減りました。気軽に聴く音楽はスマートスピーカーに置き換わり、子供の成長と共に撮る写真、動画も減り、ホームパーティも無くなりました。

 

もう3世代目で充分かと思いましたが、動画用のメディアプレーヤーとの二台持ちも、邪魔な感じになって来たので、一台にまとめる為に5世代目の購入に踏み切りました。

 

子供の動画を編集し、DVDやらBDに焼いていたものは、ISOファイル化して保持していた為、どうしてもISO対応の動画用メディアプレーヤーが必要でした。

 

そんな中、iPadの動画再生アプリでinfuseというのがあり、ISOファイルも再生出来るらしく、早速試してみました。

 

ISOファイル再生時、折角作ったタイトルメニューは、残念ながら出て来ませんでしたが、本編は問題無く再生でき、これまで再生出来なかったDigital Videoテープを取り込んだaviファイルも再生できる事が確認出来ました。素晴らしい。

 

そして、このinfuseがApple TVでも動く。

メディアプレーヤーは売却し、5世代目を入手する事にしました。

 

相変わらず、Apple TVの操作性は秀逸です。infuseは良好、Amazon Prime Video、YouTubeも問題なし。

リモコンはApple TVリモートは使わず、なんとなく、使い慣れたAppleリモートをそのまま使ってます。

 

3世代目は、SPDIF装備してるので、DACに繋いで、自室のヘッドホン再生専用にしようかと思います。

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さて肝心のTVを、いつ4Kにするか、悩みどころです。

ケーブル類のラベル付け、サンワサプライ マークバンド

機材が増えるとケーブルが増えます。

とにかく増えます。

 

シンセが1台増える毎に、オーディオx2、MIDIx2、USB、電源、と5、6本ぐらい増えます。シンセが2台、3台に増えると、ケーブルにラベルが無いとどうにもなりません。

 

オーディオ、MIDIケーブルは、インターフェースに到達する頃に、どのシンセのケーブルか全く区別できません。

電源は同梱品を維持したいと思うのですが、そのままでは、ほぼ区別がつきませんし、細かい違いを覚えていられる訳もありません。

 

そこで、ケーブルの色を変えみるとか、番号シールとか、ヒモで付けるタグとか、タグ付き結束バンドとか、色々試した結果、たどり着いたのがこれ。

 

サンワサプライ マークバンド CA-MB60

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https://www.amazon.co.jp/dp/B000FGGRW4/

 

パッケージの指示通り、ラベルプリンターの6mm幅を使うとこんな感じになります。

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18個入りで約800円なので1個50円。

少々高いと感じますが、配線を変えた際にも、ラベルをはがせば繰り返し使えるので、長年使った結果としては、価格に見合うモノだと思います。

 

繰り返し使うには、ラベルプリンターがベストですが、用途によってはセロテープ巻いて油性マジックで手書きでも大丈夫でした。

 

 

こういう備品は同じものを使い続けたいものですが、サンワサプライのケーブルアクセサリ製品群から消える事なく、継続的に販売されています。私自身も5、6年は使っていると思います。

 

サンワサプライ マークバンド CA-MB60

サンワサプライ マークバンド CA-MB60

  • メディア: Personal Computers
 

 

synth: 音楽制作の必需品、YAMAHA QY100

趣味で集めたシンセは、壮大な構想の下、複雑に配線されては、切り離され、現在は、まともに音が出ない状態で、かなりの期間放置されています。

 

そんな中、久しぶりに制作依頼があり、迷わず手にしたのはYAMAHA QY100。

 

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音楽制作はホントの趣味です。

才能も無いので、ひたすら機材に頼ります。

そんな輩に最適な音楽制作ツールがYAMAHA QY100。残念ながら販売終了品です。

https://jp.yamaha.com/products/music_production/music_sequencers/qy100/index.html

 

QY100の先代である、VHSビデオサイズのQY70を当時新品で購入。アレンジャーとして、XG音源として、常に頼れる存在でした。

ただ、データの管理が面倒だった為、外部メディアが使えるQY100(中古)へのアップグレードに踏み切り、現在に至ります。

 

QY100があれば、音楽制作はお手軽です。

いつも通り、こんな感じで作りました。

 

1.コード進行作成

メロディーだけ貰ったので、まずメロディーに合う、コード決めます。ここは膝上鍵盤、YAMAHA reface dx登場(こいつも素晴らしい)。メロディーを弾きながらコードを探ります。

 

2.パターン決め、ドラフト版作成

コード進行が決まったら、そのコードをQY100に入力し、パターンをコロコロ切り替えながら、色んな組み合わせを試します。イメージに合うパターンで、いくつか曲を組み上げ、ドラフト版を制作します。このドラフト版を依頼者に聞いてもらい、希望する曲調を探ります。

 

3.SMFに変換

曲調が決まったら、ドラフト版にアレンジを加えますが、ここからはDAWを使います。DAWにデータを持ち込む為にSMFに変換します。

 

QY100には「EXPAND BACKING」という機能があります。この機能、重要です。

これは、QY100のパターントラックをmidiトラックに変換する機能です。パターントラックをmidi トラック変換ししてから、SMFとして取り出します。

 

そしてSDカードでDAWに、、と思いきや、これがスマートメディアです。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/スマートメディア

 

そんなメディアを読み取れるリーダは、少なくなりました。

サンワサプライ USB2.0 カードリーダー ADR-ML18BKN https://www.amazon.co.jp/dp/B01M1JL03M/

 

4.DAWでアレンジ

アレンジと言っても、私の場合、音を差し替えて、音を減らすのみです。

 

まずDAWでSMFを読み込みます。これは全てのDAWで可能です。

 

そして、より音質の高いシンセの音に、差し替えるのですが、この作業が非常に楽しい。音楽を作ってる!という気分に浸れます。

 

残念ながら肝心のシンセが使えないので、今回は今すぐ使えるXG音源の最高峰、MU2000のみです。

 

そして音を減らします。

音を加えるには才能が必要ですので、私は音を減らします。パート丸ごとミュートして、ひたすら減らします。こうする事で、シンセの音の良さが引き立ちます。

今回はXG音源なので、ほぼそのまんま、にしました。

 

 

はい、これで終了です。

 

QY100は、多くのパターンを内蔵していますが、多過ぎないので選びやすく、使いやすいものばかりです。もちろん最新!ってのはありませんが、最新!を求められる事も無いので全く困りません。

ゲーム機感覚のボタン配置とUIは本当に秀逸です。やはり手放せないなぁ、と改めて実感しました。

 

 

迷わずと言いながら、実はQY100を手にする前、せっかく持っているiPad Pro 9.7を使おうと、YAMAHA Mobile Music Seqencerに挑戦しました。ところが、コード進行→パターン設定→パターン調整という、私のワークロードに合う使い方が見つからず時間切れ。使い慣れた機材に日和ってしまったと言うのが、実際のところ。

 

次の機会には、必ずチャレンジしたいと思います。

pc: PC廃棄に、小型家電リサイクル業者「リネットジャパン」を利用

自作PCや、古い時代のPCの廃棄には、いつも頭を悩まされてましたが、今後しばらくはリネットを使おうかと思います。

 

1.NECWindows 98 PC

義理の父が保有していたWindows 98のかなり古いPCです。他界した後、どうしたもんかと。

 

万が一にも必要なデータがあったら困るけど、置いておくには、場所を取るデスクトップ。

そこで、P2V変換してバックアップを取得した上で、廃棄する事にしました。

 

HDDはUSB接続。

フリーダム IDE/SATA-USB2.0変換アダプターセット SATA/IDE同時使用可能 FHC-234

https://www.amazon.co.jp/dp/B003UTK1HK/

 

P2Vは、microsoftのツールを利用してVHDに変換。

Disk2VHD
https://docs.microsoft.com/ja-jp/sysinternals/downloads/disk2vhd

 

廃棄業者は、悩みましたが、やはりメーカーに頼む事しました。税抜き6,000円。高いですね。。

http://121ware.com/psp/PA121/NECS_SUPPORT_SITE/ENTP/h/?tab=SUP_Z_RCY_PRICE

 

2.自作PC

こいつが、困りものです。

無料を掲げたリサイクル業者が多数ありますが、素性がよくわからないんですよね。。

 

ググって出てきた業者の中に小形家電リサイクルなんて言葉を掲げている業者があるのに気づきました。そういえば最近、大手量販店の小形家電リサイクルで、デジカメを回収して貰ったのを思い出し、小形家電リサイクルって調べてみると、こんな事らしい。

https://youtu.be/H6IJxOvBgGw

 

ならば、認定業者から選ぼうかと。

https://www.env.go.jp/recycle/recycling/raremetals/trader.html

 

なんとなく送料無料、手数料無料のここにしました。

https://www.renet.jp

 

回収が7/22で、処理完了は8/11と、20日程度要しました。webから状況が分かるのは、安心感があります。

 

PCを捨てるという事につきまとう罪悪感(私だけ?)から一転、なんか小さな社会貢献が出来たような感覚になるのは、悪くないものです。

 

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このリネットジャパン、ネットオフと同じ企業グループらしい事も選択要因だったのですが、実はブックオフと勘違いしてまして、ネットオフが別企業グループという事は、後で知りました。まぁ、今となっては気になりませんが、同じ勘違いをしないよう、一言加えておきます。

 

今後、自作PCの廃棄の際には、リネットジャパンを選択肢に入れても良さそうです。

 

 

ちなみに、p2vしたWin 98は、ライセンスの問題があるので本当に必要になったらどうしようかと、思っていましたが、これまで起動する事なく1年半を経過しました。恐らく、このまま一度も起動する事は無さそうです。

SHARP 電子ノート WS-G50

趣味の音楽活動も、長くやっていると、機材も、それなりに集まる。何とか全部使おうと、色々繋げるが、これがなかなか上手く行かず、試行錯誤の繰り返し。労多くして、得るものなし。。

 

しばらくすると事前に設計のような事をするようになるし、作業結果として結線図を作ったりもする。

まずはPCのExcelで始めるが、PCの立ち上げが煩わしく、暫くすると折角作った資料も放置される。ならばとiPhoneでNumberを試すが、枠の調整にいらいらするし、そもそもやりたい事に対して画面が小さい。

結果、いつも手元にある、仕事で使っていたA6のCampusノートへの手書きに落ち着く。これなら、思いついたら即書き起こし、修正もできる。

 

しかし、このA6のノートも結構かさばる。今使っているノートと1つ前のノートの2冊は持つ必要があり、これが仕事用と趣味用で各2冊あると、計4冊必要。

更に問題なのは、趣味用の2冊は、仕事カバンと、週末カバンを行き来する事。月曜日に戻しを忘れがちで、仕方なく仕事用に趣味の内容を書き込むが、この結果、後日資料を探しても簡単には見つからなくなる。

結局、都度新たに書き起こしを繰り返す日々。趣味なんで、これでもいいんですが、なんとかならんもんかと。

 

そんなある日、家電量販店で目に付いたのが、この電子ノート。

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A6ノートとほぼ同サイズ。(鍵盤の上に置いてもぴったり?)

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機能はホントにノートで、ノートに書いては消せるフリクションの黒ペンとグレーのマーカが付いている感じです。

 

当然ネットになんかつながりません。普通のノートと何が違うかと言えば、カット&ペーストができて、ページコピー、移動ができる事ぐらい。

 

秀逸なのは、ペンとマーカのレイヤーを別々に持っている事です。まずペンで字を書き、マーカでマークしますが、後からマーカだけを消せます。これ非常に便利です。

煩雑になりがちなレイヤーという機能を、利便性を中心に絞り込んだ設計に拍手です。

 

また、液晶のバックライトすらありませんので、とにかく電池は保ちます。1、2ヶ月充電せずに平気で過ごしてます。

 

仮想的なノートを何冊も持てるので、これ一つで、仕事にも使えます。素晴らしい。

 

改善して欲しい点を1つだけあげるなら、ページのコピーと移動です。電子ノートならではの機能なのですが、これが、あと一歩。

 

コピーと移動の都度、コピー先、移動先のノートとノート内のページ位置を選択させます。ページ位置選択の際に9ページ分のサムネイルが表示されるのですが、これが1ページ目から表示されます。ところが、コピー、移動先のほとんどが一番最後のページなので、ページ選択に一手間掛かってしまうのです。

 

人に依らず、コピー、移動先は一番最後後が多いと思いますので、ここは最後のページから表示できないものでしょうか。いつしかSHARPさんか対応してくれることを期待します。

 

兎にも角にも、この電子ノートを手に入れてから丸一年。常に持ち運べる軽さと最小限の機能を持つこの電子ノートは、いつも手元にあります。そして、Campus A6ノートを買う事は無くなりました。本当に良い製品だと思います。感謝です。

 

シャープ 電子ノート ブラック系 WG-S50

シャープ 電子ノート ブラック系 WG-S50

  • 発売日: 2017/10/13
  • メディア: オフィス用品